2016/06/11分受験生大学受験英語講座授業のポイント!

土曜日14:30~16:00・19:00~20:30の大学受験英語講座の解説です。
10年度の慶應商学部の問題でした。
テーマは「参加型社会における多様性の尊重」という感じの英文です。
私たちは何かに参加すると考え方や価値観の違う人に出会います。多様性を尊重することは私たちが生き延びていく上で大事なものです。
多様性の問題はお互いの文化や違いを「知る」だけでは解決しません。誰もがその人自身の独自性を「受け入れ」、「先入観なく探求し、学習する」態度が大事です。
多様性を受け入れるのには、自分自身に自信が無くてはなりません。そういうお話しでした。
(16) 空所(16)を埋めるのに最適な語を選べ
空所(16)を含む英文は、「私たちは分離主義の別の形態を( )しないよう注意しなければならない」という意味です。単語が難しいですが3.が正解。
1. distress 「~を悩ませる」
2. stipulate 「(契約などの条件として) ~を規定する」
3. endorse「~を是認する、支持する」
4. handle 「~を扱う、処理する」
(17) 空所(17)を埋めるのに最適な語を選べ
空所(17)を含む英文は、3Dの映像を認識するために、どう見なければいけないのかを説明している部分です。3Dの像を見るためには、4のinto and beyondが正解。表面的な映像から奥行きを捉えないと3Dには見えません。奥行きに関係のある前置詞を選んでください。
(18) 内容一致です。
第3段落の最後の英文で、異なった考え方の探求と学習の重要性が言われています。同じ段3段落に、そのような多様性を受け入れるには、子供のような好奇心をもつことが有効であると書いてありますし、第4段落でも新しい考え方に心を開くには相当の自信が必要であるとありますね。3.の「異なった見解を探求し学習することは望ましいが、そのためには子供のような好奇心と自信が必要である」が正解。
1. 「差別を受けないために、自分自身の文化について正しく説明することは重要である」
第3段落冒頭に他者の文化について知ることは多様性の問題を解決することにはならず、自分の文化について他人に教えることもできないとあります。
2. 「自分自身の文化を尊重しない限り、他の文化を十分に理解することはできない」
本文に書いてありません。
4. 「人々を正しく分類するために私たちはまず多様性を尊重し大切にしなくてはならない」
本文に書いてありません。
(19) 筆者によると、( )するには自信が必要である」
第4段落に、異議に耳を傾け、新しい考え方に心を開くには、相当の自信が必要であるとあります。4.の「自分たちとは違う新しい考えやものの見方と向き合う」が正解です。
1. 「多様化した社会の中で民族性について判断を下す」
2. 「民族が入り混じった社会の中でみずからの文化に誇りをもつ」
3. 「差別や他の深刻な問題と戦う」
(20) 筆者が民族や人種の多様性から、職場における多様性へと話題を広げた理由でないものは、以下のうちどれか
4.「この文章の最終的な目的は、生き残るために会社をどのように組織すべきかを示すことであるから」正解。会社の組織の仕方を示すことが究極の目的であることは書いてありません。
1. 「筆者は同じ解決法、すなわち、違いを理解し、尊重し、評価することが最良であるという考えを、両方の問題に当てはめようとしているから」
2. 「筆者は多様性がさまざまな状況下で存在しているという事実に注目させようとしているから」
3. 「職場は多様な文化に出合うよい実例だから」
(21) 筆者は( )ということを示すため、3D映像の例を挙げている
最終段落で3D画像の例が挙げられて、一つ一つの部分を意識することなく、表面的なレベルを超えてその映像を見なければ、3Dの全体像は見えないという内容が書かれています。3.の「全体は多くの異なった部分から構成され、その全体を理解するためには違いを超えたその先を見る必要がある」が正解です。
1. 「目に見えないものを理解し、評価することは非常に難しい」
2. 「異なる視点から物事を見る人たちとの衝突を避けるために、私たちは意識的に努力しなくてはならない」
4. 「何が正しく何が誤りかを判断するために、私たちは表面の下に隠れているものを注意して見なくてはならない」
3.以外の選択肢は、本文に書かれていません。
(22) 「本文の主要な論点は( )である」
参加型の社会において、多様性を尊重することが重要であるというのが本文の論点です。4.の「参加型時代において多様性を尊重できるようになる方法」が正解です。
1. 「民族が入り混じった社会における差別との戦い方」
2. 「多様性の時代における自信の育み方」
3. 「越境的ビジネスにおける論争の解決法」
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