(授業について)

 毎週課題をいただき、翌週の授業で解説をしていただくことが主です。それまで「なんとなく①な気がする」という、いわゆる「フィーリン 
 グ」で英文法を乗り越えてきた自分にとって、初めて課題をいただいた際に「答えの成否にかかわらず、それぞれの問いの根拠を明確にして
 きてください」と先生がおっしゃったことがとても印象的でした。実際に関口先生の授業では「そういうものとして覚える」のではなく「文
 法的に考えたらこれしかない」という論理的な解答の導出を教えていただくのですが、これがパズルのようで本当に楽しくて、「表現を知
 らないから解けない」ということが激減したのを覚えています。「論理的に考える」というと何やら小難しそうですが、先生の鮮やかな解説
 を伺ううちに自分もだんだんとゲームのように解けるようになっていってあら不思議。関口先生の英文法の醍醐味だと思います。

(関口先生について)

 知的・真摯・愉快な先生です。英語も現代文も、受験においてはある立場やある考えの基本的な知識を持っているとぐっと問題に取り組みや
 すくなることがしばしばありますが、先輩方もおっしゃるとおり関口先生の授業はまさにそうした問題を解く以前の問題について沢山伝授し
 ていただきます。(さしずめSekipediaといったところでしょうか。)本命の試験においてもこうした背景知識に大変助けられたことは忘れ
 られません。また生徒に対して本当に真摯に向き合ってくださる先生であり、学力面でも精神面でも、志望学部が変わったときも沢山先生に   
 助けていただきました。試験直前に緊張していたころには「左手で受けてらっしゃい!試験中寝てても大丈夫です」という愉快なメッセージ
 をいただき、大いに励まされたのもよい思い出です。なにより先生ご自身が教えることを楽しんでおられ、私の受験期をも楽しいものにして
 くださった素敵な恩師です。

(家庭教師としてお世話になってみて)

 やはり学習面・予定面における圧倒的な柔軟性は心強いポイントでした。私の場合「法学部でなければ浪人します!」と息巻いていたことも
 あって、演習の際には過去問が尽きるまで第一志望の学部の問題を見ていただきましたが、一般的な予備校であればこのような集中的な対策
 は難しかったのではないかと感じています。また、後にも触れますが、志望の学部が変わった際にも翌週からカリキュラムを変更していた 
 だき、早期入試を受けることを考えていた際にもすぐに小論文対策の予定を組んでいただけた点などは文字通り「自分だけのカリキュラム」
 を組んでいただいているという実感がありましたし、これは家庭教師としてお世話になるからこその心強い点であると思います。また、自分
 の予定に合わせてコマの増減や欠席・振替をお願いできたため、定期試験時も無理のない予定で授業を受けることができ、また長期休みや直
 前期には授業の回数を増やしていただくなど、予定面においても非常にフレキシブルに対応していただきました。予備校の暦でいえば最後の
 授業が終わった後にも、「今から試験の日まで先生の授業がないのは不安です!」というわがままに先生は快く応じてくださり、試験の2日
 前まで指導していただいていました。家が教室になるぶん、移動がないという家庭教師の形でなければこれほど直前までお世話になることは
 難しかったことと思います。

 加えて、質問にいくらでも、丁寧に応じていただけることも非常にありがたい点でした。「質問はいくらでもどうぞ」というお言葉に甘えて 
 授業後に先生をお引止めし、質問攻めにすることがしばしばありましたが、呑み込みの遅い私が同じことを繰り返しおたずねしても先生は納
 得がゆくまで何度でも教えてくださいましたし、集団の中ではとてもお聞きしづらいような初歩的な問題も周りの目を気にせず質問できる点
 は、やはり家庭教師としてお世話になるからこそだったと考えています。

(過去問を解き始めた時期)

 秋頃に数年分実験的に解いた以外は1月~2月頃だったように記憶しています。特に日本史の過去問は試験前日まで解いていました。一般的
 にはかなり遅いとお叱りを受けそうですが、自分にとってはできていることとできていないことが明確だったこと、「今なら解いても意味が
 あるだろう」という時期まで過去問は解きたくなかったことから直前期まで過去問は暖めていました。

(志望理由)

 はじめは言語や翻訳論を学ぶべく人文学系の学部を志望していましたが、受験期たまたま目に入った同大学法学部の映像に一目惚れし、また
 法学部においては言語学系の副専攻が充実していたことも決め手となりました。「一目惚れなんて動機としては弱すぎるのでは」とかなり悩
 みましたが、人文学の勉強はセカンドライフにとっておくとして、現在は法学の勉強に打ち込んでいます。大学を志望する際、何を学びたい
 か、誰に師事したいかも大切ですが、時に自分の直感を信じてみてもよいのではないかと思います。

(試験を受けた大学)

 共通テスト利用・・・学習院大学文学部、中央大学法学部

 一般受験   ・・・明治大学全学部日程、早稲田大学文化構想学部、早稲田大学法学部

(勉強方法)

 いただいた課題の予習と復習が主でしたが、関口先生の授業は予習をすればするほど面白くなるので、特に予習に力を入れていました。疑問
 が生じてどうしてもわからない、という時にはしばしば「何がわかっていないのかがわからない」ことが多く、その点をできる限り明確にす
 ることが理解への第一歩かと思います。同じ質問を繰り返しても、授業後にお引き留めして質問攻めにしても、快く答えてくださる先生です
 し、この点が家庭教師としてみていただく上での最大のアドバンテージでした。近時は「いつまでにこれを終えないと受からない」「あれは
 効率が悪い」などという勉強方法に関する情報が多々出回っていますが、自分に合わない勉強法はかえって遠回りですし、確立したやり方が
 あるのならそれに執着することも大事だと思います。自分なりの学習法を確立することは受験における醍醐味の一つですし、自分の学習状況
 が俯瞰できていれば何をいつやっても基本的に遅すぎることはないのではないでしょうか。ぜひ私の勉強法も一例程度に考えてください。

(後輩たちへ)

 受験期は楽しい!ですし、せっかく青春の一年をかけるのであれば、できる限り楽しんでほしいと思います。勉強もいいですが、最後の高校
 生活ですし思い切り青春を謳歌してください。ダイエットと似て、長期的な目標を達成するためには上手に自分を甘やかすことも大事です!
 勉強の合間に志望校に足を運んだり、大学生活について妄想したり・・・受験期は最高に楽しいですよ!関口先生と一緒に楽しい受験ライフ
 が送れるように願っています。