どっちがどっち? 仮定法1

If I were a little younger, I (     ) you in climbing the mountain.

1. have joined  2. would join

仮定法そもそも論

 「もし~なら」が全て仮定法ではありません。仮定法は、「事実に反する仮定」でなくてはならないのです。「もし明日晴れたら買い物に行こう。」は仮定法にはなりません。晴れるかどうかわからないからです。“If it is fine tomorrow, we’ll go shopping.”と、普通の条件文で書きます。未来の内容なのに、if節内がisなのは、「時」及び「条件」の副詞節だからです。

 「もし真実を知っていれば、君に言うのに。(“If I knew the truth, I would tell you.”)」は仮定法です。実際は知らないのに、「もし知っていれば」と、事実に反する仮定をしています。こういうのが仮定法です。

「もし大学に受かったら~」は仮定法ではありません。「もし関口が女なら~」は仮定法です。大丈夫でしょうか??

まずは基本となる形を覚えてください。

仮定法過去形 → 現在の事実に反する仮定

If I knew his number, I could call him.

(もし彼の番号を知っていれば、電話できるのに。)

(= Because I don’t know his number, I cannot call him.)

現在の事実に反する仮定には、仮定法過去形の文を作ります。参考書などにはこんな風に書いてありますよね。

If S + 過去形動詞 ~, S + 助動詞の過去形 + 原形動詞 ~.

こういう公式みたいなこと書いてある参考書多いですよね?これを暗記していろいろな英文を読んだり書いたりさせたいのでしょうけど、こんな文としては意味がないものを覚えても忘れてしまいますし、そもそも覚えにくくないですか?

だったら最初に書いた英文を覚えてしまった方が文に意味がありますし、頭に入れやすいように思います。どうでしょう?

If I knew his number, I could call him.

えーと、If I knew his number, I could call him.っていうんだから、if節の中が過去形で、主節が助動詞の過去形+原形か。

こうやった方が賢い気がします。

さて、問題は…

If I were a little younger, I (     ) you in climbing the mountain.

ですね。if節内はSがIなのに、動詞がwasではなくてwereになっていますね。ちょっとおかしいです。

実はこれも仮定法を特徴付けるものです。もちろん実際はwasでも構わないのですが、入試では仮定法のbe動詞はwereを使うことが多いです。これでもう仮定法過去形だとわかります。

そうなると主節には助動詞の過去形+原形動詞を入れるので、2番のwould joinが正解となります。

ちなみになぜ現在の事実に反する仮定に過去形を使うと思いますか?実際には古英語などをきちんと勉強して…ということになるのですが、もうちょっと簡単に以下のように考えてみてください。

過去時制って現在時制の否定なのはわかりますか?

I lived in Tokyo. = I don’t live in Tokyo.

この性質を利用していると考えてみてください。過去時制を使うと現在時制の否定になる。だから「現在の事実に反する仮定」には「過去形」を使うのです。現在に反しているわけですから。

また次回!

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