どっちがどっち? 節の見極め5

He looked so disappointed that I didn’t know what to say to him.

(彼はあまりにがっかりした様子だったので、なんて声をかけたらいいかわからなかった。)

この文のthat節は何節でしょうか?

いわゆるso ~ that構文のthat節ですね。ズバリso ~ that構文のthat節は副詞節です。

そもそもso ~ that構文の作り方はご存じですか?

He(S) looked(V) disappointed(C).

(彼はがっかりしている様子だった。)

元々はこういう文です。そこにどれほどがっかりしていたのかをわかりやすくするために、so ~ thatの構造を加えてみます。

He looked so disappointed [that I didn’t know what to say to him].

He(S) looked(V) disappointed(C).という英文を崩さないように、so ~ thatの構造をカポッとはめ込んだ感じです。下線部分は後から加えた構造です。

元の文にはなかった構造を後から加えたのですから、そもそも文の構成要素に不必要なものです。so ~ thatの構造は、SVOCという基幹構造に必要のない後付けのものなのですね。

SVOCにカウントしないものは副詞です。ですからthat節は副詞節だということになります。ちなみにsoも副詞です。あってもなくても英文の構造に関係がないからです。

この英文ですと、彼がどれほどがっかりしていたのかの<程度>を述べていますね。がっかりの程度をthat節内で具体的に書いています。彼にどう声をかけたらいいかわからないくらい、そのくらい彼の失望が大きいということです。

せっかくso ~ that構文を考えたので、ちょっと似たような表現も扱いましょう。so ~ that構文は<程度>を表す構文でした。<程度>を表す構文で代表的なものは比較の構文です。比較の構文とso ~ that構文は非常に似ています。

This book is difficult.という文があるとしましょう。文型をふると

This book(S) is(V) difficult(C).

という感じの第2文型です。

これにso ~ that構文を当てはめてみます。第2文型を崩さないようにカポッとはめます。

This book(S) is(V) so difficult(C) [that I cannot read it].

元々の第2文型の英文だけでも意味が成立しているのに、so ~ that構文という余計なものを加えた感じです。

比較級も同じです。

This book(S) is(V) as difficult(C) as that one.

とか

This book(S) is(V) more difficult(C) than that one.

などです。

やはり文型を崩さずに、比較の構造をカポっとはめ込んだ感じです。比較の場合は比較対象を述べます。この場合はthat one(book)ですね。

私から見ると、so ~ that構文と比較の構文はそっくりです。どちらも<程度>を表しているからです。

いかがかな??

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