2016/03/19分新高3生大学受験英語講座授業のポイント!

土曜日19:00~20:30の新高3生大学受験英語講座の解説です。
今日は最終回でした。青山学院の問題です。いつもよりも読みやすかったのではないでしょうか?
大学でルームメイトだった3人が,それぞれの「思考法」に合わせた職業に就いて成功を納めたというお話しです。
「能力」は同等だけれども,「思考法」が異なる3人は,それぞれがうまく行く仕事に就いたというお話しです。
1人目はアレックスでした。“Alex liked to be given the structure within which he would work; and throughout his entire school career he had been given this structure. His teachers had told him what to do, and he had done it, and done it well.”「アレックスは与えられた枠組みのなかで事を進めるほうが好きで,これまで学校ではずっとこの枠組みを与えてもらっていた。先生が彼に指示を与え,彼はそれをうまくこなしてきた。」とあります。それで契約専門の弁護士となりました。
2人目ビルで,生物学者として成功しています。“Bill liked to do things his own way, and so came into conflict with the constraints that any school imposed.”「ビルは物事を自分なりの方法でするのが好きなので,あらゆる学校がもたらしてくる束縛と衝突することになった。」,“Given the opportunity to do an independent graduation thesis, Bill was very happy. He was now doing exactly what he had always most liked to do. And he received an A on the project, as well as an award for it.”「卒業論文を自分なりに進める機会を与えられて,ビルはとてもうれしかった。今や彼はまさに自分が一番したいとずっと思っていたことをしていたからだ。そして彼は卒業研究でAをもらい,さらに賞まで受けたのである。」とあります。
3人目はコーウィンです。“He was quite critical of the university, as he tends to be of almost everything and everyone, himself not excepted.”「彼はすべての人やものを批判する傾向があって自分自身も例外ではなく,大学に対してもきわめて批判的だった。」彼は精神科医になります。“Today, Corwin is a psychiatrist, and a good one. He spends his days evaluating patients and their problems, and suggesting and administering treatment for them. He is very successful, as would be expected for someone who likes nothing more in life than to evaluate people and their problems.”「今,彼は精神科医となって,うまくいっている。彼は患者とその問題を評価したり,治療を提案したり実際に行ったりして日々を過ごしている。彼はきわめて成功しているが,人やその問題を評価することが人生で何よりも好きなのだから,もっともなことである。」とあります。
最終段落の最初の文が言いたいことですね。“The cases of Alex, Bill and Corwin show us how styles can help us understand why, given equal abilities, one person chooses one career and another person chooses some other career.”「 アレックス,ビルとコーウィンの事例からわかるのは,思考法をみれば,能力が同じであるとして,なぜある人がある仕事を選び,別の人は違う仕事を選ぶのかが理解できるということだ。」また,最終文には,“People need to find careers that match not only their thinking abilities, but their thinking styles as well.”「自分の思考力だけではなく思考法にも合う仕事をみつける必要があるのだ。」とも書いてあります。
文構造が複雑なのは…l.24の最後から,

Alex explainsのとるthat節は名詞節でO。to himは挿入。oneの次の{ }は関係代名詞。{ }の中身はso ~ that節です。その中にif節があって…ちょっと複雑。
「自分にとって理想的な契約書とは,銀行が取引内容を変更したくなったら,そうしてもらうためには新たに料金を払わなければならなくなるほど完璧で詳細なものだ,と彼は説明する。」
あとは先ほど記したl.73の英文。

主節の動詞showは第4文型(SVO1O2)です。how節がO2。{ }のwhy節はunderstandのOで,, (given equal abilities),の部分は分詞構文で挿入です。andは等位接続詞で,同じ働きのものを並列に結びます。
「アレックス,ビルとコーウィンの事例からわかるのは,思考法をみれば,能力が同じであるとしてなぜある人がある仕事を選び,別の人は違う仕事を選ぶのかが理解できる,ということだ。」
設問は最後の問題がちょっと引っかかりやすい。最終段落からヒントを得ます。先ほど書いた箇所が該当箇所です。
“The cases of Alex, Bill and Corwin show us how styles can help us understand why, given equal abilities, one person chooses one career and another person chooses some other career.”「 アレックス,ビルとコーウィンの事例からわかるのは,思考法をみれば,能力が同じであるとして,なぜある人がある仕事を選び,別の人は違う仕事を選ぶのか が理解できるということだ。」
“People need to find careers that match not only their thinking abilities, but their thinking styles as well.”「自分の思考力だけではなく思考法にも合う仕事をみつける必要があるのだ。」とも書いてあります。
上記2文から判断します。
10. この文章の要点は,思考法が...ということである。
a. 能力よりも重要である
b. 能力よりも重要ではない
c. 学業や仕事に一致していた方が良い。
d. 学業や仕事に決して一致していてはならない。
a.が引っかかりやすいかもしれません。「能力よりも重要である」とは書いてありませんね。正解はc.ですよ。
春期講習で会いましょう!!



